はじめに 〜今回の話し合いのポイント〜
2025年11月26日から28日にかけて、世田谷区議会第4回定例会が開かれました。
この会議では、区のこれからについて、さまざまなテーマが話し合われました。
議会では、こうした困りごとがどのように受け止められ、
区がどのような取り組みを進めているのかについてやり取りが行われました。
このページでは、その中から「緑の保全と創出への支援拡充」についての議論を取り上げます。
概要
「何が問題になっているの?」
「区はどう考えているの?」
「私たちの生活とどう関係するの?」
※この記事は、特定の意見を主張するものではありません。
議会でのやり取りを整理し、皆さんと一緒に考えるためにまとめたものです。
なぜ今、このテーマが取り上げられたのか
まず、「なぜこの話題が議会で取り上げられたのか」を見てみましょう。
今回の議会では、次のような問題意識が示されました。
・区内の緑を守り、増やしていくには、区民の協力が欠かせないこと
・民間の土地にある樹木の保全をどう支えるかという課題があること
・すでにある「みどりのトラスト基金」をもっと活用できないかという提案
つまり――
身近な木や緑をどう守っていくのかという課題が、議会での議論につながっています。
(※かんたん解説:「みどりのトラスト基金」とは、緑を守るための取り組みに活用される基金のことです。)
本会議でのやり取り
① 緑の保全に対する支援を広げるべきではないか
【一文でわかる要点】
区に対して「緑を守る区民への支援を広げるべきではないか」という質問が出されました。
今回の議会では、
区内の緑の保全・創出には区民の協力が不可欠である、という前提が示されました。
質問した議員からは、
「みどりのトラスト基金を活用して、
保有樹木の所有者に奨励金を交付するなどの支援を行うべきではないか」
「他の自治体の取り組みも参考にしながら、支援の拡充を検討すべきではないか」
という提案がありました。
※今回の資料からは、この質問に対する区の具体的な答弁内容までは確認できません。
区の回答内容については、追加の議事録などの確認が必要です。
ここで大切なのは、
区民の協力をどう後押しするのか、という視点が示された点です。
私たちの暮らしとのつながり
「議会の話はむずかしい」と感じるかもしれません。
ですが、緑の問題は、
・夏の暑さをやわらげる効果
・雨水の吸収による水害対策
・子どもや高齢者の憩いの場
・景観や住みやすさ
など、日々の暮らしと深く関わっています。
たとえば――
民間の敷地にある大きな木が守られることで、
地域の景観や日陰が保たれることがあります。
一方で、
管理の負担や費用の問題があるかもしれません。
つまり、この議論は
「緑を守る責任を誰がどう分担するのか」という問いでもあります。
今後はどうなりそうか
今回の議論だけで、すぐに制度が変わるわけではありません。
しかし、
・区民の協力が重要であるという認識
・基金の活用や奨励金制度の可能性
・他自治体の事例を参考にすべきという提案
が示されました。
今後、
・予算の検討
・制度設計の見直し
・支援方法の具体化
などが議論される可能性があります。
引き続き見守っていくことが大切です。
「せたがやの声をカタチに」として見えてきたこと
☑ 緑の保全には区民の協力が必要だという認識があること
☑ 支援のあり方を見直す提案が出されたこと
☑ 具体的な制度の方向性は今後の検討段階であること
緑は、特定の人だけのものではありません。
地域全体の環境や暮らしやすさに関わるテーマです。
あなたはどう感じましたか?
今回の議論について、
・「個人の負担はどのくらいあるのだろう」
・「区の支援があれば続けやすくなるのでは」
・「自分の家の木も対象になるのだろうか」
さまざまな思いがあるかもしれません。
無理に結論を出す必要はありません。
まずは「知ること」から。
そして少しずつ、一緒に考えていけたらと思います。
補足・参考情報
本記事は、世田谷区議会で行われた代表質問・一般質問の内容について、
世田谷区が発行する「せたがや区議会だより」を参考に、要点を整理したものです。
特定の立場を示すことを目的としたものではなく、
議会でどのような課題認識が示されたのかを共有するための記事です。
この記事は、
「令和7年第4回定例会|議会で何が話されたか(まとめ)」の中の
【自転車の安全な走行環境の整備】を取り上げたものです。
【参考情報】
「せたがやの声をカタチに」では、
議会での議論を手がかりに、地域の声や実感を整理する勉強会を定期的に開催しています。
開催情報は別ページでご案内しています。