2026年8月6日、「せたがやの声をカタチに」の対話会を開催しました。
今回のテーマは、「あなたの居場所について」です。
普段どのような場所で安心して過ごしているのか。
自分にとって居場所とはどのような場所なのか。
そして、地域にどのような居場所があったらよいのか。
参加者のみなさんと一緒に考えました。

開催概要
開催日: 2026年8月6日
会場: 世田谷産業プラザ
テーマ: あなたの居場所について
参加者: 5名
初参加: 3名
継続参加: 2名
世田谷区内だけでなく、区外から参加された方もいました。
今回の対話で考えたこと
最初に、自分自身の「居場所」を振り返りました。
そのうえで、
・自分にとって居場所とは何か
・安心できる場所には何が必要か
・居場所がないと、どのような気持ちになるのか
・地域にはどのような居場所があるのか
・どのような居場所があったらよいのか
といったことについて話し合いました。
「居場所」という言葉について、最初は少し分かりにくいと感じていた方も、対話を重ねる中で、自分自身の経験と結びつけながら考える様子が見られました。

対話の中から見えてきたこと
今回特に印象的だったのは、居場所は特定の人だけに必要なものではないということです。
孤立や生きづらさを抱えている人だけではなく、仕事をしている人、学生、地域で活動している人など、誰にとっても「安心していられる場所」や「人とつながれる場所」は大切なのではないか、という話になりました。
また、
「居場所は一つだけでなく、いくつかあったほうがよいのではないか」
「自宅や職場・学校以外にも、安心して過ごせる場所があることが大切ではないか」
「地域にどのような居場所があるのか、もっと知る機会が必要ではないか」
といった意見も出ました。
参加者から見えてきた「居場所」
対話を通じて、居場所は単に「建物」や「施設」を意味するものではないことも見えてきました。
たとえば、
・否定されずに話せる
・無理に話さなくてもよい
・一人でいても大丈夫
・自分のペースで参加できる
・困ったときにつながれる
・誰かと自然に関われる
といったことも、「居場所」と感じられるための大切な要素です。
居場所について考えることは、単に新しい施設を増やすことだけではなく、人と人との関係や、安心して過ごせる環境を地域の中でどうつくるかを考えることでもあります。

今回の対話からの気づき
今回の対話から、主に次のような点が見えてきました。
・居場所は、年齢や立場にかかわらず誰にとっても必要になり得る
・居場所は一つではなく、複数あることが安心につながる
・「何かをしなければならない場所」ではなく、そのままでいられる場所も必要
・地域に居場所があっても、存在を知らなければ利用につながらない
・居場所について考えること自体が、自分の暮らしや人とのつながりを振り返るきっかけになる
特に、居場所の問題を一部の人だけの問題として考えるのではなく、地域全体の課題として考えていく必要があるのではないかということが、今回の大きな気づきでした。
「居場所を増やす」とは何だろう
居場所を増やすというと、新しい施設をつくることを思い浮かべるかもしれません。
しかし、今回の対話からは、それだけではない可能性も見えてきました。
既にある地域活動を知りやすくすること。
初めての人でも参加しやすくすること。
話すことを求めすぎないこと。
一人でも過ごせるようにすること。
必要な人を地域の活動や支援につなぐこと。
こうした小さな工夫も、「居場所を増やす」ことにつながるのではないかと考えています。
これからも地域の声を集めていきます
「せたがやの声をカタチに」では、地域で暮らす方の困りごとや気づきを集め、対話を通して整理していきます。
一人の困りごとだと思っていたことが、話してみると地域の共通した課題だった、ということもあります。
対話会で出された声をすぐに「答え」にするのではなく、
どのような困りごとがあるのか。
なぜ困っているのか。
地域でできることは何か。
行政や支援機関につなぐ必要があることは何か。
を一つずつ整理していきます。
今後も、さまざまなテーマについて対話会を開催していく予定です。
「こんなことを話してみたい」
「地域で少し気になっていることがある」
という方も、ぜひお声をお寄せください。
※対話会の内容は、参加者個人が特定されない形に整理して掲載しています。
