概要
2025年11月26日から28日にかけて開かれた世田谷区議会第4回定例会では、
区のこれからを考えるさまざまなテーマについて、話し合いが行われました。
その中には、子育てや家庭の暮らしに関わる話題も多く含まれていました。
この投稿では、そうしたやり取りの中から、
「子育て・保育・家庭支援」に関わる内容を取り上げ、
議会でどのような問題意識が共有され、
どのような考え方が示されたのかを、できるだけわかりやすく整理しています。
今回は、特に次の3つの点に注目しています。
子ども食堂を、地域の中でどのように支えていくのか
いくつもの困りごとを抱えた家庭に、どのようにつながり続けるのか
保育園を利用していない家庭や、一時的な預かりを必要とする家庭を、どう支えていくのか
なお、本記事は、特定の意見を主張したり、評価を行ったりすることを目的としたものではありません。
議会でのやり取りを、市民の暮らしに引きつけて読み解くための整理です。
本会議で話し合われた主なテーマ
子ども食堂をどう支えていくか
質問
子ども食堂は、食事を提供する場であると同時に、
地域の中で人と人がつながり、世代をこえて交流できる大切な場所です。
また、食品ロスの削減にもつながる取り組みでもあります。
こうした役割をより多くの人に知ってもらい、
協力する人や団体を増やしながら、
地域の中で安心して続けていけるよう、
継続した支援を行うべきではないでしょうか。
答弁(要旨)
地域の力を生かしながら、無理なく続けていける支援の形を考え、
継続的な支援について検討していく考えが示されました。
困りごとが重なった家庭への支援をどう考えるか
質問
子育てをしている家庭の中には、
お金のこと、人とのつながりの少なさ、子育てへの不安など、
いくつもの悩みを同時に抱えている場合があります。
そうした家庭に対して、
これまでの制度の枠にとらわれず、
必要な支援が途切れずにつながる仕組みを整えることが必要ではないでしょうか。
答弁(要旨)
さまざまな支援を重ね合わせることで、
誰一人取り残されることのない世田谷を目指していく、
という考え方が示されました。
家で子育てをしている家庭への支援
質問
保育園などを利用する子ども向けの支援が広がる一方で、
家で子育てをしている家庭は、
経済的にも気持ちの面でも負担が大きい状況が続いています。
一時的に子どもを預けられるサービスについても、
料金がかかることで利用しづらいという声があります。
また、住まいに関する悩みなど、
家庭の中だけでは抱えきれない問題への相談対応も含めて、
在宅で子育てをしている家庭を支える仕組みを、
さらに充実させる必要があるのではないでしょうか。
答弁(要旨)
家庭の負担が少しでも軽くなるよう、
どのような支援ができるのかについて、
引き続き検討を進めていく考えが示されました。
「せたがやの声をカタチに」としての整理視点
今回の議会でのやり取りから、次のような大切なポイントが見えてきました。
子ども食堂を、地域の中でどう支えていくか
子ども食堂は、食事を提供する場であると同時に、
子どもや保護者が安心して集まり、人とつながれる場所でもあります。
一時的な支援として終わらせるのではなく、
地域の中で長く続いていく居場所として、どのように支えていくのかが問われています。
困りごとが重なった家庭を、どう支えるか
子育ての悩みは、経済的なこと、家庭のこと、孤立など、
いくつもの困りごとが同時に起きることがあります。
そうした家庭に対して、窓口をたらい回しにするのではなく、
必要な支援につながれる仕組みをどう作るかが大切な課題です。
家で子育てをしている家庭への支援をどう考えるか
保育園などを利用していない家庭でも、
子育ての大変さや不安は変わりません。
在宅で子育てをしている家庭が、孤立せず、無理を抱え込まないよう、
どのような支援ができるのかが問われています。
お金の支援だけでなく、「相談できる」「つながれる」支援の必要性
支援というと、金銭的な助けを思い浮かべがちですが、
それだけでは十分とは言えない場合もあります。
気軽に相談できる場所があること、
人とつながり、見守られていると感じられることも、
子育て家庭を支える大切な要素です。
あなたはどう思いましたか?
- 子ども食堂に、どんな役割や価値を感じていますか
- 「困ったとき、まず相談できる場所」は身近にありますか
- 在宅で子育てをしている人の声は、どこで共有されていると思いますか
- 支援されていると実感できた経験、逆に足りないと感じた経験はありますか
本記事は、世田谷区議会で行われた代表質問・一般質問の内容について、
世田谷区が発行する「せたがや区議会だより」に掲載された内容を参考に、要点を抜粋・整理したものです。
特定の結論や評価を示すことを目的としたものではなく、
議会でどのような課題認識や答弁が示されたのかを共有し、
地域の実感や今後の検討につなげるための整理記事として掲載しています。
この記事は、
「令和7年第4回定例会|議会で何が話されたか(まとめ)」の中から、
【子ども・子育て/教育】に関する話題を整理したものです。
定例会全体の概要や、他のテーマについては、
▶︎ 第4回定例会のまとめページをご覧ください。
【参考情報】
「せたがやの声をカタチに」では、
議会での議論を手がかりに、地域の声や実感を整理する勉強会を定期的に開催しています。
開催情報は別ページでご案内しています。