家族と一緒に暮らしていることと、安心して話せることは同じではありません。家の中で意見を言いにくい、否定される、緊張が続く、暴力や支配があるなど、外から見えにくい困りごとがあります。
本人が話せる範囲と速度を大切にし、相談方法を選べることが必要です。危険が差し迫っている場合は、安全を優先します。
目次
資料に収録された声
以下は、資料に収録された匿名の声を要約したものです。調査や相談で確認された限られた範囲の声であり、区民全体の意見ではありません。
- 家族には話を聴いてもらえず、チャットのような文字で相談できると助かるという声
- すぐに答えを求められるより、気持ちを受け止めてもらい、待ってもらえることが安心につながるという声
- 自分の気持ちを文章にすることで、状況を整理しやすいという声
相談の状況
世田谷区の女性相談は、2024年度に実人数1,425人、延べ7,933件でした。相談件数が多いことは、家庭内で困っている人の総数や、相談の結果を示すものではありません。相談できていない人の状況も、この数字だけでは分かりません。
相談できる主な入口
- 各地域の子ども家庭支援センター・家族相談
- 世田谷区立男女共同参画センター「らぷらす」:女性相談、DV相談、男性相談
- 世田谷区DV相談専用ダイヤル:0570-074740。平日午前8時30分から午後5時
- 東京都若者総合相談センター「若ナビα」:おおむね18歳から39歳の本人・家族が電話、LINE、メール、面談で相談
- 緊急の危険があるとき:警察110番
らぷらすの相談電話は03-6804-0815です。相談内容によって対象、受付時間、予約方法が異なります。
相談を受ける側が気をつけたいこと
- 家族のことを一方的に決めつけず、本人が困っていることを聴く
- 話したくないことを無理に聞かない
- 電話、文字、面談など、本人が選べる方法を示す
- 相談内容を誰と共有するのか、できる限り説明する
- 支援者も一人で抱えず、本人の安全と希望を確かめながら専門機関へつなぐ
対話の問い
- どのような相手や方法なら、安心して話せるでしょうか
- 身近な人は、何をすると助けになり、何を避けた方がよいでしょうか
- 最初の相談の後も、安心してつながり続けるために何が必要でしょうか
出典・確認時点
この記事は、PowerPoint「S-T057_家庭内の孤立_解説資料」v1.1(2026年10月29日改訂)をもとに、投稿用に整理しました。
主な確認資料:世田谷区の女性相談・DV相談等の実績、東京都の若者聞き取り、各相談窓口の公式案内など
制度の対象、受付時間、費用、申込方法、空き状況などは変わることがあります。利用する前に、各窓口の公式案内で最新情報を確認してください。

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