世田谷区の子ども・若者への取組には、子どもの権利を知り意見を表す機会、学習や生活の支援、若者の活動の場、相談の入口など、役割の異なる事業があります。
このテーマでは、参加人数や相談件数だけで支援の良し悪しを決めず、計画、実績、本人への届き方を分けて確認します。
子ども・若者への取組は四つの柱があります
- 子どもの権利:権利を知ること、意見を表すこと、参加する機会をつくること。
- 子育て家庭への支援:「まいぷれいす」やひとり親相談など、生活や学習を支える取組。
- 若者の活動:青少年交流センターなどでの活動や交流。
- 若者への相談:若者総合相談センターや「せたエール」など、相談につながる入口。
子どもの権利を、具体的な取組へつなげます
- 知る:学校や児童館などで、子どもの権利を学ぶ。
- 表明する:子ども自身が考えや希望を出せる機会をつくる。
- 受け止める:寄せられた意見を施策や活動で検討し、その後を伝える。
意見を聴く機会があることと、すべての意見がそのまま採用されることは別です。意見を受け取った後の検討や説明も確認します。
学習・生活を支える場の利用
2024年度の「まいぷれいす」は、当初目標4,400人に対し、実績は3,857人でした。
この数字は計画に掲載された利用数です。実人数なのか延べ利用なのか、利用した人の生活がどのように変わったかは、別の資料や説明で確かめる必要があります。
若者のプログラム参加人数
青少年交流センターの2024年度のプログラム参加人数は、当初目標10,500人に対し、実績11,504人でした。
参加人数は活動量を見る数字です。満足度、安心して参加できたか、将来の生活や進路にどのような変化があったかは別の指標です。
議会で説明された「まいぷれいす」の状況
2026年3月5日の予算特別委員会では、区内の拠点が2か所であること、2025年度中の利用者として61名という説明がありました。
これは会議で区が説明した時点の内容です。2024年度の計画指標3,857人とは、年度や数え方が異なるため、同じ数字として比較しません。
若者の相談につながる入口
若者総合相談センターの2024年度相談件数は4,564件でした。相談件数は、一人の人が複数回相談した場合を含む可能性があるため、相談した実人数とは分けて扱います。
また、相談件数だけでは、相談後に必要な支援へつながったか、本人の負担や不安がどう変わったかは分かりません。
同じ「支援」でも数え方が異なります
- 学習・生活支援:3,857人という計画指標。
- 交流プログラム:11,504人という参加人数。
- 若者相談:4,564件という相談件数。
人、延べ人数、件数は別の単位です。足し合わせて「支援を受けた人数」とはしません。
支援が本人へ届くまでを確かめます
- 知らせる:窓口や居場所の情報が本人や家族へ届く。
- 利用する:場所、時間、費用、条件が合い、相談や参加を選べる。
- 続ける:本人の希望に沿って、必要な支援や活動との関係を続けられる。
計画・実績・予算・議会をひも付けます
実施計画の施策、議会での質疑、事業ごとの予算と決算は、同じ事業名と年度をそろえて確認します。議会で説明されたことと、確定実績、事業評価を混同しません。
対話の問い
- どのような活動や相談なら、子ども・若者が安心して利用できるでしょうか。
- 参加人数や相談件数のほかに、本人の希望や負担の変化を知るには、どんな情報が必要でしょうか。
- 支援を続けるために、予算、人員、関係機関の連携をどのように確かめるとよいでしょうか。
使う・使わないは本人が選べます。発言や経験の開示を求めず、話さずに聞く参加も大切にします。
出典・確認時点
この記事は、PowerPoint「S-T162_子ども若者支援の計画進捗_解説資料_v1.0」(2026年10月28日)をもとに整理しました。資料に記載された実施計画、2024年度実績、2026年3月の区議会での説明を使用しています。

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