子育て、家事、仕事が重なると、相談に行く時間を取ること自体が難しくなることがあります。産前産後の体調や、身近に相談相手が少ないことも、負担を大きくする場合があります。
家庭の形だけで困りごとを決めつけず、今どの場面が大変なのかを分けて相談すると、利用できる支援を探しやすくなります。
ひとり親家庭調査にみる支えの希望
2023年11月の世田谷区ひとり親家庭調査では、回答1,845人のうち、「分からないことを教えてほしい」に「そう思う」と答えた割合の合計は81.4%、「忙しいときに手伝ってほしい」は75.1%でした。これはひとり親家庭調査の回答であり、世田谷区のすべての保護者の割合ではありません。
主な相談・支援の入口
- 子ども家庭支援センターなど:家庭の困りごとを相談し、利用先を整理する入口
- ひとり親家庭の相談:生活、仕事、家計、子育てなどを含む相談
- ファミリー・サポート・センター:登録会員による預かりや送迎などの援助
- 区立産後ケアセンター:出産後の母子の健康、育児、休息などの相談・支援
- 養育支援等ホームヘルパー:要綱の対象となる家庭への訪問支援
支援を使うまでの流れ
- 家事、送迎、育児、休息など、困っている場面を伝える
- 子どもの年齢、居住地、世帯状況、所得などの対象条件を確認する
- 登録、申請、予約、必要書類、費用を聞く
- 利用後も負担の変化や継続の希望を相談する
訪問ホームヘルパーと、登録会員による子育て援助は別の仕組みです。対象、支援内容、自己負担、利用できる日時は同じではありません。
休日のひとり親家庭相談の実績
ひとり親家庭等への休日相談支援の利用者数は、2024年度の当初目標98人に対し、確定実績は28人でした。これは一つの事業の目標と実績であり、区内のひとり親家庭の人数や、相談支援の効果全体を表す数字ではありません。
情報が届いても利用できるとは限りません
2026年2月の区議会では、時間がなく相談や申請に進みにくい家庭への支え方が問われました。区は、離婚前後などの相談の入口で案内資料を配ること、申請時期に合わせたメール配信、相談から訪問支援へつなぐ取組などを説明しています。案内を受け取った人が実際に利用できたかは、別に確認する必要があります。
利用前に確かめたいこと
- 子どもの年齢、居住地、世帯、所得などの条件
- 預かり、訪問、相談、送迎のどの支援か
- 自己負担、利用回数、利用できる曜日と時間
- 登録、申請、予約、必要書類
- 条件に合わなかった場合の次の相談先
対話の問い
- 子育てや家事の負担を人に伝えるとき、相談相手、時間、伝え方のどのような工夫が助けになるでしょうか
- 支援を選ぶ際に、費用、対象、申込み方法についてどのような情報があると安心できるでしょうか
- 制度の条件に当てはまらない家庭へ、どのような情報の届け方や紹介先が考えられるでしょうか
出典・確認時点
この記事は、PowerPoint「S-T084_子育てや家事を一人で抱えているとき_解説資料」v1.1(2026年10月29日改訂)をもとに、投稿用に整理しました。
主な確認資料:世田谷区ひとり親家庭調査、養育支援等ホームヘルパー事業要綱、ファミリー・サポート・センター事業要綱、産後ケアに関する資料、区議会会議録など。対象条件や費用は変わることがあるため、利用前に最新の案内を確認してください。

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