学校での学び方は、教室だけとは限りません。教室とは別の場所、学校外の学びの場、オンライン、相談など、一人ひとりの状況に合わせた入口があります。
このテーマでは、取組を用意した数と、子ども本人が安心して学べたかを分け、計画と実績を確認します。
学びを支える計画の四つの領域
- 個性を生かす教育:インクルーシブ教育や特別支援など。
- 多様な学び:一人ひとりの特性や状況に応じた学び方。
- 相談と連携:学校、相談窓口、専門職の協働。
- 学びの場:ほっとルーム、ほっとスクール、オンラインなど。
困ったときの学び方は一つではありません
- 学校内:教室、別室、ほっとルームなど。
- 学校外:ほっとスクールなど、自分のペースを尊重する学びの場。
- 家庭など:端末を使った学習、交流、個別相談。
どの方法が合うかは、子ども本人の希望や状況によって異なります。学校への復帰だけを一つの目標にせず、安心して学べる条件を確認します。
学校内の居場所づくり
2024年度のほっとルーム設置学校数は、当初計画60校に対し、実績67校でした。
設置校数は、学校内に別の居場所を用意した取組の量を示します。「設置されていること」と、希望する子どもが安心して利用できることは別に確かめます。
不登校に関する電話相談
2024年度の電話相談受付は502件でした。これは相談の受付件数であり、相談した子どもや家庭の実人数とは同じではありません。
相談後にどの学び方を選んだか、安心感や負担がどう変わったかは、別の記録や評価が必要です。
別室・オンライン・学校外の支援
- ほっとルーム:学校へ登校しても教室に入りにくいときの居場所。
- オンライン支援:学習、交流、個別相談などを端末を通じて行う方法。
- ほっとスクールなど:学校外で、自分のペースを尊重して学ぶ場。
新しい学びの場について議会で説明されたこと
2026年3月18日の予算特別委員会では、北沢学園中学校について、2026年4月の開校予定、各学年20名の定員、開校時の人数見込み32名という説明がありました。
これは開校前の会議で説明された予定や見込みです。開校後の在籍人数、学びの状況、本人や家庭の評価とは分けて確認します。
支援の進み具合を何で測るか
- 計画:設置校数や受入れ枠など、予定した活動量。
- 実施:ほっとルーム67校、電話相談502件など、その年度に行った取組。
- 本人の変化:学習、安心、進路についての本人の希望や状況。
設置数や相談件数は、実施の量を示します。子どもがどのように受け止めたかを確かめるには、本人の声や対象が明確な調査が必要です。
計画と費用を同じ事業名で照合します
学校内の支援、オンライン、相談、学校外の学びには、それぞれ計画と予算・決算の記録があります。同じ年度と事業範囲をそろえ、施設整備など別の事業費を重ねて数えません。
予定・開校・開校後を分けます
- 開校前に説明された定員や人員配置などの予定。
- 計画に記載された開校時期。
- 開校後の実施状況、在籍、学びの様子。
議会での説明があったことと、開校後の成果が確認できたことは同じではありません。
対話の問い
- 学ぶ場所や方法を選ぶとき、本人にとってどのような条件が大切でしょうか。
- 設置校数や相談件数のほかに、相談後の安心や学びを確かめるには何が必要でしょうか。
- 計画が進んだかを確認するため、目標、実績、決算、会議録のどれを読みたいでしょうか。
子ども本人や家族の経験を話すことは任意です。聞くだけ、書かずに考えることも選べます。
出典・確認時点
この記事は、PowerPoint「S-T163_多様な学びの計画進捗_解説資料_v1.0」(2026年10月28日)をもとに整理しました。資料に記載された2024年度実績と、2026年3月の区議会で説明された予定・見込みを区別して使用しています。

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