一人暮らしの人がどのくらいいるかを考えるときは、まず統計で何を数えているかを確認する必要があります。「一人暮らし」と「一人で困っていること」は同じ意味ではありません。
目次
統計では「単独世帯」を確認します
国勢調査の単独世帯とは、世帯人員が一人の一般世帯です。人数・世帯・相談件数・本人の経験は別の情報として扱います。
2020年国勢調査の3つの数字
- 単独世帯:250,635世帯
- 一般世帯総数:491,717世帯
- 一般世帯に占める単独世帯の割合:51.07%
2020年10月1日現在の国勢調査の数字です。住民基本台帳の人口・世帯数とは、基準日や集計方法が異なるため、そのまま比較しません。
一人暮らしの状況は一人ひとり違います
- 転居して一人で暮らし始めた人。
- 長く同じ地域で暮らしている人。
- 家族と別居しながら日常的に連絡を取る人。
- 地域との関わりを多く望む人、静かに暮らしたい人。
同じ単独世帯でも、本人が望むつながり方や支援の必要性は異なります。
単独世帯数から分からないこと
- 孤独を感じている人の人数。
- 見守りや生活支援を必要としている人の人数。
- 家族、友人、近隣との実際のつながり。
- 本人が地域との関わりを望んでいるかどうか。
関わる人の立場も分けます
- 本人:望む連絡や関わり方を選ぶ。
- 家族:同居していなくても、本人の希望に沿って関わる。
- 近隣・地域団体:あいさつや活動参加を強制しない。
- 行政・支援機関:相談を希望する人と制度をつなぐ。
対話の問い
- 単独世帯の数を知ったうえで、地域の暮らしについて何をさらに確かめたいですか。
- 本人が望む距離を尊重しながら、必要なときにつながれる地域とはどのようなものでしょうか。
出典・確認時点
この記事は、PowerPoint「S-T142_一人暮らし_解説資料_v1.0」(2026年10月28日)をもとに整理しました。主な確認資料は、2020年国勢調査世田谷区結果報告書、個別テーマ管理台帳、対話会作成ルールです。

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